2025 第17回 TAKAMATSUスクールを開催しました!

2月18日(火)、17回目となるセミナーを開催いたしました。
今回はアメリカ オハイオ州で大人気の園芸店より講師をお招きし、自身の会社急成長の秘訣や、SNSや店内イベントを使った具体的な集客方法についてお話をしていただきました。さらにパネルディスカッションも行い、とても有意義な講義をお送りいたしました。
開催中は多くの方々にご参加いただき、誠にありがとうございました。
★ジャレッド ヒューズ氏(グルービープランツランチ社 共同代表者兼生産代表)


アメリカオハイオ州の片田舎にも関わらず、車で何時間もかけて多くのお客様が集まる大人気の園芸店。植物に対する情熱をもとに、様々な特徴的な植物を販売したり、目を惹く展示やオブジェの数々、イベントなどの誘致でお客様を集める。苗とポット購入者には植え込み用の土を無償で提供するポッティングサルーン、クレマチスやシャクヤクに特化した植物パーティ、閑散期の売り上げを作るのにも役立つ事前注文システム、傷んだ鉢花などを持ち込むことで、代替え購入が10ドルオフなどになるバイバックシステムなど、いかにお客様を何度もお店に足を運ばせるか?を徹底的に考えた素晴らしいイベントばかり。また、植物に関係のない車のショーや宝石ハントなどを開催することで、様々な世代や、異業種からの誘致も行っています。
★リズ ヒューズ氏(グルービープランツランチ社 共同代表者兼イベントスペシャリスト)


10年以上のSNS経験をもとに、成功するためのヒントや気づきにくい点をレクチャー。FB、インスタグラム、TikTokの特性を把握すること、同じテーマでも30倍以上の反響の違いが出るのは驚き。光の取入れ方、文章の作り方、背景など、反応を良くするためのヒントを実例写真を基にいくつも紹介してもらいました。夫婦が中心となって考えるイベントは毎月大きなものが1~2つ、ワークショップは週に3~5つと、圧倒的な数のイベントをこなすことで、SNSのフォロワーを着実に増やし、イベントには何千名も集まる超人気店に押し上げました。
★パネルディスカッション


ジャレッド、リズに加え、オザキフラワーパークの尾崎氏、平田ナーセリーの平田氏といった、東と西を代表する超有名店の社長自ら自社の成功事例だけでなく、失敗や苦労した事例まで包み隠さず紹介して頂きました。尾崎社長からは~モノ売りのお店から体験型のお店へと変化~と題して、9つの体験価値を売る取り組みを紹介。平田社長からは消費拡大に向けた取り組みとして5つの例を挙げて頂き、さらには行政との関りにまで話が結びつきました。その後のディスカッションでは日本、アメリカともに共通するような問題点はもちろんありますが、そこから次世代消費を増やすための意見交換を経て、実に13ものキーワードが出てくる、明るい未来に繋がる話し合いとなりました。

左から:髙松秀実、リズ ヒューズ氏、ジャレッド ヒューズ氏、尾崎明弘氏、平田恭章氏。
この度は「TAKAMATSUスクール」にご登壇いただき、誠にありがとうございました。
講 師
ジャレッド ヒューズ氏(グルービープランツランチ社 共同代表者兼生産代表)
リズ ヒューズ氏(グルービープランツランチ社 共同代表者兼イベントスペシャリスト)
パネリスト
尾崎 明弘氏(株式会社 オザキフラワーパーク 代表取締役)
平田 恭章氏(株式会社 平田ナーセリー 代表取締役社長)
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